木彫制作技術で枡をご要望に応じてお作りし木の香りでお酒を楽しめるよう

だんじりで使われる神話・戦国絵巻・動植物縁起物など、このような多種多様な彫刻を長年に亘って手がけてきた伝統的な木彫技術を活かし、日本人にとっても同じく伝統的な「枡」を一つひとつ手作りで仕上げてまいります。もともとお米や酒の分量を正確にはかるための道具であり、701年の大宝律令で度量衡の制度が制定されて以降、共通の単位として活用され、それを江戸時代にお酒を計り売りした際にそのまま試飲したのが起源だそうです。その伝統的な杯を一つひとつ、長年の彫刻技術をもって丁寧に作ってまいります。

この高級感と伝統感溢れる手作りの「枡」は、神道式の結婚式や鏡開きなど、日本の伝統的な行事に最適であり、日本の「和」の心を感じられるかもしれません。さらに素材であるひのきには「フィトンチッド」が含まれており、それを木の香りと日本酒の香りとともに味わうことで、癒しの効果を発揮いたします。そのため、もし日本酒があまり好きでない方も、これらが加味されることで、よりおいしくいただける可能性もあるかもしれません。このように日本酒の魅力をより存分に引き出す杯を、伝統的な木彫技術で仕上げてまいります。